獣医師が見ている早期発見4つのポイント
早期発見4つのポイント
もしかして、うちの子も膝にトラブルを抱えているのかも…?
そんな飼い主さんのために、獣医師がチェックする
膝のトラブルを見抜く4つのポイントを、分かりやすくご紹介します。
もしかして、
うちの子も膝にトラブルを抱えているのかも…?
そんな飼い主さんのために、
獣医師がチェックする膝のトラブルを見抜く
4つのポイントを、分かりやすくご紹介します。
シットテスト(座り方)
お座りしている時の様子を観察してみて下さい。膝の痛みや腫れなどの問題を抱えていると、膝に屈曲制限がかかり、片足を投げ出すようにお座りします。

メディアルバットレス(膝の内側の腫れ)
愛犬の後ろに立ち、膝の内側を左右同時に触ってみてください。慢性的なトラブルを抱えている膝の内側は、反対側の膝の内側よりも硬く腫れていることがあります。

負重の減弱(立ち方)
足に痛みを抱えている場合、痛い足に体重がかからないような立ち方をします。四肢のパットの配列異常や、痛い足の足先が他の足の足先(通常進行方向を向いている)と違う方向を向いていないかなどを観察してみてください。

関節液増量サイン(膝の太さ)
膝が最も曲がる部分を後ろから、親指と人差し指で摘むように触ってみてください。左右で差がある場合、太く感じる側で関節液の増量が起こっています。関節液増量は、関節内のトラブルを示唆しています。

もし気になる点があれば…
これらのポイントに当てはまる項目がある場合、愛犬の膝に何らかのトラブルが起きている可能性があります。動物病院への早めの受診をお勧めします。